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睡眠薬を常用して依存し続けると認知症のリスクが3.5倍も引き上がる

睡眠薬の成分は蓄積していく?

睡眠薬には依存性があり、依存性があるということは耐性が作られるということになります。

最初は効いていた睡眠薬も徐々に体が慣れて効果が薄れていきます。

睡眠薬の成分を体で分解しているならば良いのですが、最近では「成分が蓄積しているのではないか?」という研究者もいるんですね。

少し難しい話しになるのですが「ダウンレギュレーション」という言葉があります。

ダウンレギュレーションの考え方としては ・・・

  • 薬の物質が体内に入る
  • 脳の受容体が成分を受け入れる
  • 定期的に物質が入ってくると受容体自体が減少して吸収を抑えようとする
  • 余った薬の脂溶性の成分が脂肪の中に蓄積していく

という流れになり、まだ仮説段階ですが有力視されている説の一つでもあります。

睡眠薬に依存すれば、徐々に薬が効かなくなる事で薬の量や種類が増えるケースも多いんです。

そして、睡眠薬を止めたいと思った時に、禁断症状として「強い不安感」に陥るんですね。

また、睡眠薬の中には筋弛緩作用の成分も含まれているために、頭痛・肩こり・筋肉痛という症状が出るケースもあります。

ですので、安易に睡眠薬を使用しない方が賢明なんですね。

睡眠薬は認知症のリスクが高くなる?

アメリカのアイオワ大学の精神医学者「ナンシー・アンドリーセン」の研究では、アルコールや違法ドラッグよりも、抵精神薬を使用していた人の方が脳の委縮が進行していたことが分かっています。

脳の委縮と言えば、アルツハイマー・ピック病・レビー小体に代表される認知症の原因の一つです。

ただし、正常な人でも加齢に伴い少しは脳は委縮します。

加齢で色々と臓器が悪くなる様に、脳も例外ではありません。

ですので、高齢者は年相応に物忘れなどが出てくるんですね。

脳卒中など、脳の疾患で脳が損傷した場合には「脳血管性認知症」と呼ばれ、損傷部位により身体に障がいが伴うケースが多いです。

また、イギリスのカーディフ大学の医師グループも研究結果を発表しています。

ベンゾジアゼピン系の薬を定期的に飲んでいる人と飲んでない人を比べた結果、認知症の発症リスクが3.5倍増加するという内容です。

薬による脳の機能低下は1ヶ月~2ヶ月で始まると言われています。

他にも、アメリカのスクリップ研究医師チームは、がんの発症リスクが1.35倍増加していた事を発表しました。

この様に、睡眠薬には良いことが何もないことが分かっています。

ベンゾジアゼピン系の薬については、下記の記事で触れていますよ。

日本睡眠薬日本が睡眠薬大国である事実と諸外国との違いについて

睡眠薬をやめるのは睡眠薬をやめるには?

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